2017-09

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安保流ピンピンコロリ術

病気知らずで大往生 安保流ピンピンコロリ術
「ミトコンドリア」と「自律神経」が“死ぬまで元気!”のカギ

安保流ピンピンコロリ術
(2008/09)

安保 徹(著)
現在、新潟大学大学院医歯学総合研究科教授。1947年青森県東津軽郡に生まれる。
1972年東北大学医学部卒。
1980年アメリカ・アラバマ大学留学中に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製。
その後1990年胸腺外分化T細胞を発見、
1996年白血球の自律神経支配のメカニズムを世界で初めて解明。免疫学の著書も多い。


安保先生と言えば「自律神経と白血球の法則」。

「人間は、がんばりすぎても、楽しすぎても病気になる」名言です。

本書は、自律神経のバランスとミトコンドリアでの生命エネルギー生成の2点中心に
書かれてますが、

目から鱗だったのは、健康の考え方です。

健康には二通りあって、

一つは筋肉がほどほどにあって体温36.5度前後で、免疫力も高水準に保たれているもの。

安保先生はこちらを目指しているそうです。

もう一つは、小食を勧めている甲田療法などで、小食で低温こそが健康にいいというもの。

小食を続けていくと、痩せていくものの、ある時から顔色も肌色も良く、
低体温でしかも健康という領域(少食者)に入っていく。
厳格なマクロビの人や修行僧なども同様で、いわゆる仙人の領域というものです。

サンプラザ中野さんくんなどは、まさにこのパターンですね。

1日800kcal位、
基礎代謝だけでも1000以上ある人間がどうして暮らしていけるのでしょうか?

ここまで摂取カロリーが減ると、
腸内細菌やマクロファージが食物繊維を最大限に栄養素として再利用する
省エネリサイクルシステムが体内でできあがるようです。

体温は36度前後ですが、みなさん暑がりで、白血球は驚くほど低く、
普通5000/μℓ位あるところが、2000/μℓ位、
でも健康なんだそうです。

真の免疫は低タンパク食でしか発揮できず、10%程度ほどの下げれば、
ガンからも別の大病からも生き伸びることができ、これは厳格な玄米菜食レベルとおなじです。
ただ仙人領域の人は長寿であっても、早めに枯れた感じなります。
ガンなどの究極な状態以外では、タンパク質は15~20%が良いでしょう。


今まで色々な食に関する本を読んできて、いったりどれが正しいの?と悩んでいた私。

各食事療法を発案した教祖はみなさんその療法によって健康になったからこそ説得力があるし、
エビデンスも多数ある。

なるほど大きく分けて2パターン!

この本を読んで良かったと思った瞬間でした。


さて安保先生の自律神経とリンパ球の理論を簡単に説明すると、

人間の免疫をつかさどる白血球は、自律神経によってそのバランスが変わってきます。

そもそも白血球は、血液成分のうち、赤血球と血小板を除いた免疫に関与する細胞の総称です。

大きく、顆粒球、リンパ球、マクロファージに分類され、
健康な状態では、約60:約35%:約5%の割合で血液中に存在します。

中でも前線で防御を中心にしているのは顆粒球とリンパ球です。

顆粒球(好中球・好酸球・好塩基球)は主に細菌などの大きな異物を飲み込んで、
活性酸素で攻撃分解処理する白血球です。

皮膚に傷ができた場合など、細菌が体内に入らないように、顆粒球が阻止します。
化膿性の炎症が起こるのは顆粒球が最近を攻撃している証拠で、膿は戦った顆粒球の残骸です。

リンパ球(NK細胞・B細胞・T細胞など)はウイルスなどの外的(抗原)に対して
それぞれの抗体をつくり、その抗体を使って攻撃する白血球です。
ガン細胞などを攻撃するのもリンパ球です。

マクロファージは、外敵を丸のみしたり、
外敵が侵入したことを顆粒球やリンパ球に教える役割を持っています。

交感神経が優位の人は、増えすぎた顆粒球により、
活性酸素が大発生&通常なら攻撃しない粘膜の常在菌に反応して、吹き出物や胃潰瘍、
十二指腸潰瘍、歯周病、クローン病といった潰瘍性の疾患を引き起こすのです。

逆にリラックスしすぎて副交感神経が優位になりすぎても、これまた問題で、
リンパ球が増えて、正常範囲の外的刺激にも敏感に反応して抗体を作り出し、
アトピーが気管支ぜんそくなどのアレルギーを引き起こすのです。

なお甘い物は副交感神経を優位なりすぎるだけでなく、
アレルギー発症と深い相関関係があるので、控えめがお勧めです。

がんばりすぎて交感神経優位になっても、楽しすぎて副交感神経優位になっても、ダメなので、
そのバランスが大切なのです。


ミトコンドリアについては、ガン化への説明が興味深かったです。

元々違う細胞同士が合体したミトコンドリアと人細胞。

交感神経優位で酸素が充分にミトコンドリアへ送られないと、充分に機能できず、
エネルギー不足になり、
分裂を控えていた人細胞が生き残るために、自分たちで分裂=ガン化するという
理論でした。

ミトコンドリアが充分に機能するようにすれば、ガンは治せる。

簡単にいうとそういう理論です。

興味のある方は是非読んでみてください。


子どもがなぜ「好き嫌い」が多い?かでは、

成長が著しい子ども時代は、副交感神経体質なんだそうです。

すごい勢いで成長するので、どうしても交感神経が非常に高い状態になってしまうので、
副交感神経に大きく偏った状態になっているそうです。

だから交感神経を過剰に刺激するもの「嫌いなもの」「不快なもの」へ強く感じてしまう傾向があり、
大人になれば例えばピーマンが嫌いなどの好き嫌いはなくなるそうです。

子どもにアレルギーが多いのは、成長期は副交感神経優位でリンパ球が多くなりすぎいるからで
大人になって治ってくるのは自律神経のバランスがとれてくるためです。


最近はガン検診を受けていない安保先生の死への思いも勉強になりました。

あと数十年したら仙人領域に移行して、死ぬ時は自宅で自然死したいそうです。

本書最後です。

自宅で死ぬ人がほとんどいない現状では、
唯一ペットだけが自宅での自然な死の手本を見せてくれるのかもしれません。
心から愛する人(またはペット)の死に立ち会ったほとんど人は、死を怖がらなくなるものです。

色々納得、考えさせられる本でした。
買おうかな~


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決定版 ゲルソンがん食事療法

決定版 ゲルソンがん食事療法
決定版 ゲルソンがん食事療法
(2002/09 )
ゲルソン,シャルロッテ(著)
ゲルソン協会の設立者で、マックス・ゲルソンの娘。
父親の指導のもとゲルソン療法を学び、多くの患者の健康を素晴らしい栄養療法で守ってきた。
患者の中には、生涯ゲルソン療法の支持者であったノーベル平和賞受賞者、アルバート・シュバイツァー博士もいる。ゲルソン協会や病院で医療スタッフの教育を行っており、ゲルソン療法を患者に指導できるようにライセンスを発行している。世界中の健康普及団体などで栄養療法に関する講演をこなしており(Cancer Control Society,National Health Federation,International Association of Cancer Victors and Friendsなど)、自らゲルソン療法の生き証人として世界にその素晴らしさを訴え続けている。現在、70歳代であるが、老化の兆候は見られず、骨粗鬆症はなく、老眼鏡も必要なく、しわもない。

ウォーカー,モートン(著)
D.P.M.(予防医学博士)。高い評価を受けている医学ジャーナリスト。74冊もの健康に関する著作がベストセラーになり、23のジャーナリズム賞を受賞している。著作は32カ国で出版され、14作がそれぞれ15万部以上印刷されている。1992年、アメリカのCancer Control SocietyからHumanitarian賞(人道的活動賞)を受賞。“ホリスティック医学を専門にした医学ジャーナリストとしては世界で第一人者”と言われる。2000以上の新聞でインタビューを受け、Oprah!やLive with Regis&Kathie Leeなど、ラジオやテレビ番組への出演もこなしている。


ガンの食事療法といえば一番最初に出てくる100年以上の歴史を持つゲルソン療法。
マックス・ゲルソンさんの実の娘さんが著者の本です。

まずは、知らない方のために簡単にマックス・ゲルソン医師の説明を

第二次世界大戦前、ドイツ系アメリカ人として移民したゲルソン医師は、
ひどい編頭痛に悩まされていました。
先輩医師に相談しても、我慢するしかないとの回答。
この耐えられない痛みをなんとしようと食事で改善を試みたのです。

最初はリンゴだけの食事。これは成功で見事に偏頭痛が起こらない。
次にリンゴに他の物をプラス、体に合わない物を食べるとすぐ片頭痛が、
という作業を繰り返し、ゲルソン食事療法が確立されていったそうです。

肺結核、腎臓病、糖尿病、肝臓病、リュウマチ性関節炎、血栓症、胆のう病、すべての中毒症
100種類以上の悪性腫瘍の患者さんを完治させてきた実績ありなのです。
有名所ではシュバイッツアー博士の肺結核です。
本書ではガン治療以外の場合の活用方法も書かれていました。


さてゲルソン療法6つの基本+1です。(合計7個ですね)
1.無塩食
2.油脂類と動物性蛋白質の制限
3.大量かつ多種類の野菜ジュース
4.コーヒー腸洗浄(肝臓に胆汁を出させて、肝機能の回復と免疫力の向上を図る)
5.アルコール、カフェイン、たばこ、精製された砂糖、人工的食品添加物(着色、保存剤)などの禁止
6.芋類、未精白の麦類(オートミール)、玄米、胚芽米、全粒粉などの炭水化物、豆類、新鮮な野菜や果物(国産)、乾燥プルーンなど中心とした食事
7.自然な甲状腺サプリメント補給

基本生食、植物性食品のホールフードメイン、動物性食品無しなので、
ナチュラルハイジーンに近い物がありますが、

特徴的なのは無塩食とコーヒーエネマでしょうか。

なぜ無塩がするにかを簡単に説明すると、

まずは人間に60兆個ある細胞に1つ1つに注目します。

細胞内にはカリウム、細胞外にはナトリウムが多く存在しています。

それが食事の乱れ(味の濃い料理や加工品の増加など)によって
ナトリウム摂取が増加し、細胞内のカリウム・ナトリウムバランスが崩れて
ナトリウム濃度をさげるために水が細胞内過多になる=細胞内浮腫

細胞内浮腫によって、たとえばミトコンドリア内のTCAサイクルが充分に作動しなくなり、
エネルギー源のATPを充分に作成できない。

ATPがなければ充分に細胞機能を発揮できず、色々な不備が発生、病気につながっていく

細胞内のカリウム、・ナトリウムバランスを整える事によって、細胞が正常に働きはじめ元気になる。

ですから、ナトリウム(塩分)の制限と、同時のカリウムの大量摂取が必須となります。

カリウムを多く含むのは野菜や果物ですが、それ以外に錠剤で補うようです。

そしてコーヒーエネマについては、意見が大きく分かれるところですが、

その起源は、第一次世界大戦、もっと前になると2000年前からの歴史があるそうです。
その具体的に効果のある理由について興味のある方は本書をご覧ください。
ガン末期患者さんには1日4回以上してもらうことによって、痛みを軽減できたりもするそうです。
肝臓に門脈経由でカフェインを送るためには、12~15分腸内キープが必須です。
ちなみに3分間で血液は全身を巡っているとかで、12分キープで4回浄化したことになるそうです。
なお市販されているコーヒー腸洗浄液ですが、自分で作成可能です

ゲルソン療法について詳しく知りたい方向けの本でした。

簡単に知りかたい方には「ガンと闘う医師のゲルソン療法」がお勧めです。

ただ今、ゲルソン療法必須の低速回転のジューサーを買おうか検討中です。
大量の人参ジュース、私に合いそうな気がします♪

あと塩の摂取量を減らす事、これはみなさん努力した方が良いですね。


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今あるガンが消えていく食事

今あるガンが消えていく食事
今あるガンが消えていく食事
(2009/11/24)
済陽高穂(わたよう・たかほ)(著)
1970年、千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センターに入局。
73年、国際外科学会交換研修員として米国テキサス大学外科教室(J.C.トンプソン教授)に留学し、
消化管ホルモンについて研究。帰国後、東京女子医科大学助教授。94年、都立荏原病院外科部長。
2003年、都立大塚病院副院長。07年、千葉大学医学部臨床教授を兼任。
08年、三愛病院医学研究所所長。トワーム小江戸病院院長。西台クリニック院長。
明朝末期に中国から渡来し、九州・都城の島津氏に仕えた薬師を先祖に持つ。


ガンの治療は、可能な限り手術、放射線、抗ガン剤の三大療法が大原則。

しかしそれでは治しきれないガンをなんとか改善治癒に導く方法はないのか
その答えを「食事」に見出してから十数年。

そんな済陽(わたよう)先生の本です。

参考にした主な食事療法は、100年の歴史があるゲルソン療法、星野式ゲルソン療法
50年以上の歴史がある甲田療法マクロビオティック、栗山式食事療法、ナチュラルハイジーンなど。

済陽式ガンの食事療法の基本方針は下記の通りです。

1.限りなく無塩に近い塩分制限
   塩分が細胞内外のミネラルバランスをくずし、
   胃ガンに限らず、すべてのガンを高めるリスクがあるとして、減塩塩・減塩醤油を推奨

2.動物性(四足歩行動物)タンパク質・脂肪の制限

3.新鮮な野菜と果物(無、低農薬)の大量摂取 
   1日ジュースで1.5リットル+野菜350~500g+果物

4.胚芽を含む穀物、豆、イモ類の摂取

5.乳酸菌(ヨーグルト)、海草、キノコの摂取

6.ハチミツ、レモン、ビール酵母(エビオス錠)の摂取

7.オリーブ油、ゴマ油、ナタネ油の活用

8.自然水の摂取

9.禁酒、禁酒

良質な牛乳で作ったヨーグルト(1日300~500g)、良質な卵(1日1個)を推奨している点以外は、
まあまあ納得の9カ条です。

チャイナスタディーのコリン・キャンベル博士の話を出しながら、
なぜ乳製品がOKなのかがとても不可解です。

先生の意見としては、牛乳や卵は、家畜と共存しながらその恩恵に預かってきた歴史があり、
トレーサビリティーによって、安全な物を手に入れる事ができるからとのことでした。

医学部時代に栄養についての勉強する時間はほとんどなかった医師たちが、
病気と栄養の関係に注目する方が多くなってきているのは、とても良い事ですね。

You are what you eat です!

なおガン患者さんは保険適用で3万円でPET検査できるので、是非受けてくださいとのことでした。



ここからは私の読書録です。

食事療法に注目したきっかけは、術後の追跡調査。
自分や後輩が外科手術したガン患者さん1406人の5年生存率を調査したところ
手術自体は成功したケースが対象なのに、52%だった。

手術が成功しても5年後までに半数が亡くなっている。

手術で病巣部が取りきれなかった末期ガンの患者さん、余命数カ月というはずだったのに
通院するたびに元気になっていく。

自宅で徹底した食事療法を行っていた。

ガンの食事や栄養で完治できる。

抗ガン治療を行うと免疫力が低下するので、食事療法はその免疫力維持に効果を発揮。

ガンの原因の半数が先天的な物と思われていた過去、
現代では先天的な代謝障害が大きくかかわって起こるガンは全体の1割程度。

米国国立ガン研究所にいたリチャード・ドール卿による研究では、ガンの発生要因の35%は
食事であることがわかっている。
アルコールや食品添加物、薬品なの。
そこに約30%の喫煙を加えると、ガンの発生要因の70~80%は自分の努力で回避できる。

胃ガンは胃の病気だが、同時にガン体質を基礎にした全身病であり、その他のガンも同様。

病気の基礎となっている「ガン体質」の改善はガンと本気で闘病するなら欠かせない課題である。

米国・コーネル大学のT・コリン・キャンベル博士の「チャイナスタディー」や
ハーバード大学のウォルター・ウィレット教授は、牛赤身肉の取り方と大腸ガンの発生率に相関が
あるとしているので、
原則として牛、豚肉を完全禁止、鶏肉や魚介類も部位や種類を選んで控えめにするように指導。

抗ガン治療はガイドライン通りではなく、患者さんの免疫力、食欲、体力を考慮し、ケースによっては
50~60%程度の使用。

下記基準以下の時は、抗ガン剤は使用しない。
白血球 3000~4000個/ml
リンパ球 1000個以上/ml

免疫研究の第一人者の安保徹教授の「顆粒球とリンパ球の日動変動」
睡眠時やリラックスタイムでは副交感神経が優位になってリンパ球が増加するので、

睡眠はたっぷりとる事を推奨。ガン患者さんは9時間を目安に。

それが無理なら短時間でも良いの昼寝がお勧めです。
1日の起きている時間が13時間を超えないようにすること。



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主食を抜けば糖尿病は良くなる!

主食を抜けば糖尿病は良くなる! 糖質制限食のすすめ
主食を抜けば糖尿病は良くなる!
(2005/1/14 )
江部 康二(著)
1950年京都生まれ。広島で育つ。1974年京都大学医学部卒業、京都大学胸部疾患研究所で研修。
1976年同文部教官助手。1978年医局長として財団法人高雄病院勤務。
中国医学から出発し独自の展開を遂げ漢方臨床実践を行う。
1984年絶食療法、食養生導入。1988年心理療法導入。1994年7月から高雄病院副院長就任。
10月「アトピー・ネットワーク・リボーン」を設立し、運営委員代表として参加。
11月からバンド「ターニング・ポイント」のリードボーカルとして毎月1回、第三金曜ライブを展開。
2000年2月から高雄病院理事長に就任。
2001年糖質制限食の実践を始める。高雄病院理事長として、東洋医学(漢方、鍼灸)を中心に西洋医学、
糖質制限食・絶食療法・食養生、心理療法を取り入れ幅広い立場から臨床活動を行っている。


糖質制限食」と言えば京都高尾病院の江部先生。

200以上の糖質制限食の症例をもち、糖尿病に確実に効果を上げている食事療法の一つです。
ご自身も糖尿病で体験済みなので、説得力があります。

最近、アメリカの栄養学を勉強された方や分子栄養学関係の方々が唱えている
「ローカーボ(低糖質)主義」が気になるので借りてみました。


なぜ糖質を制限するのか?

糖尿病の原因を考えれば一目瞭然。

糖尿病=インスリンの出が悪いorインスリンの効きが悪く、高血糖状態になる。

だから、その元凶である糖質の摂取を最低限にすれば良い。

糖尿病に関しては、従来のカロリー制限よりも間違いなく効果がありそうです。

従来の糖尿病食 糖質55~60% 脂質20~25% タンパク質15~20%
糖質制限食   糖質35%前後  脂質40%前後  タンパク質25%(朝夕のみ主食抜きの場合)
更にスーパー糖質制限食も登場です。
カロリー比 糖質15~20% 脂質55% タンパク質25~30% (三食とも主食を取りません)

糖質制限を実施した翌日から1日尿糖が1/6以下。
血糖値も100mg/dlも下がるなど、驚くほど早く大きな効果が得られているようです。

2002年にはアメリカ糖尿病協会のガイドラインが変更。
従来の糖尿病食に加え、糖質管理食や地中海型の食事が正式に糖尿病の推薦治療食として推奨。
アメリカの患者さんはこの中から自分で食事を選択できます。
従来のカロリー制限と低脂肪から、糖質制限へ、食事療法の流れは変化したそうです。

糖尿病の恐ろしいのは、合併症としての血管性の病気を引き起こす事。

高血糖と血管の傷害の関連は、血糖値が200mg/dlを超えると血管内皮に傷害が増加。
高血糖自体が有害(糖毒)という言葉があるそうです。

GI値GL値も登場。
GI値では、70以上が高い、69~56が中程度、55以下は低い
GL値では20以上が高い、19~11が中程度、10以下が低い と評価されます。

玄米GI値は50で通常ならば食後高血糖になりにく食品で、
正常な人ならば玄米を1食の180g摂取しても、食後血糖値は140mg/dlを超えることありませんが、
糖尿病の人が同じ量を食べると200~400という
確実に血管内皮に傷害を起こすレベルの高血糖を起こします。

つまりある程度進んだ糖尿病患者さんいは、GI値さえもあてにならず、
糖質を多く含んでいる食品のほとんどは、低GI値であっても危険なのです。

糖質の多い食事をやめる事ことで、膵臓を休息させ、その分膵臓機能を回復が期待でき、
中にはインスリン注射を中止できた人もいるそうです。

なお糖質制限では糖質を含まない蒸留酒(焼酎、ウイスキー)はOK
糖質の多い、日本酒、ビール、ワインなどの醸造酒はNGです。

糖質(ご飯、麺類、パン、お菓子など)が大好きな人には難易度が高そうですが、
試してみる価値ありですね。

なお糖質制限食は開始直後から効果があるため、
経口血糖降下剤内服やインスリン注射をしている人は低血糖発作を起こす可能性あり
かかりつけの医師と要相談です。

日本の国民病になりつつある糖尿病ですが、
健康診断では空腹時の血糖が高くなって発見された場合は、糖尿病がかなり進んだ後、
この段階では膵臓でのインスリンを分泌するβ細胞はすでに1/4ほど死滅しているそうです。

糖尿病は早期発見が基本なので、食後血糖値を調べてもらうのがお勧め。
「糖尿病が心配なので、食後血糖値を調べてください」と言えば嫌がる医者はまずいないそうです。

実際の検査では、ご飯やパンを含む食事をした後に、二時間後に血液を採取。
血糖値が200mg/dl以上なら糖尿病ですし、140~199ならば耐糖能異常で境界型と判断されます。

若い頃と比較して30歳以降の体重が10kg以上増えている人、
親兄弟に糖尿病の人がいる場合は要注意です。

血糖値の乱高下が気になる今日この頃。
こんなものを買っちゃいました。血糖値測定器・アセンシアブリオ です。
血糖値測定器


ここからは私の記録です。

従来の糖尿病治療では、腎炎や失明の危険は減るが、脳梗塞や心筋梗塞で死ぬ危険は減らない。
1998年にUKPDS(英国の研究)から報告されている。

2000年前後から、アメリカの循環器学会から、低脂肪食では心筋梗塞が減っていない、
むしろ糖質過多の食事の方が危険度高いという研究報告が現れました。

人類約400万年の歴史の中で、農耕による穀物の栽培が始まったのは1万年ほど前、
定着したのは4,5000年に過ぎません。
人類の歴史の中で穀物を常食にしていたのはわずか1000分の1程度の期間であり、
穀物抜きの食生活を生き抜いてきているのです。

日本では米の栽培が始まったのは、焼く2500年前の弥生時代から。

人は糖質よりも脂質を主に使って生きている。

人はでんぷんを消化する酵素アミラーゼが他の動物と比較すると非常に高いものの、

体重50kg、体脂肪が20%の人の場合

蓄積している脂肪は9万キロカロリーもあるのに対して、グリコーゲンは1000キロカロリー

1日1800キロカロリー使うとすると、脂肪は50日分。

安静時にもインスリンの基礎分泌がありますが、この状態では細胞内に取り入れる事ができません。
この時血糖をエネルギー源とできるのは脳と網膜、生殖腺胚上皮だけです。

人は安静時や軽い運動時には、筋肉や内臓などのほとんどの組織で脂肪をエネルギー源としています。

激しい運動時や血糖が上昇してインスリンが追加分泌されたときのみ、
細胞内に取り込んでエネルギー源として使っているのです。

糖質を制限する治療法は、本来サブの機能だったブドウ糖代謝を休息させて、
メインである脂肪代謝の回路を活用しようとするものです。

糖尿病はインスリンが作用しにくくなる病気ですが、原因は2つあり、
1つは膵臓からインスリンが出にくくなりその量が減ること、もう1つはインスリンの効果が下がる事
インスリンの抵抗性と呼びます。

糖質制限で起こるケトン値の上昇は、糖質代謝が優勢な状況から脂質代謝の優勢な状態へ切り替わる時に
起こる過度的な現象です。

間食に食べていい食品はナッツとチーズ。

油は一価不飽和脂肪酸のオリーブオイルかEPA、DHAなどの高不飽和脂肪酸。

糖質制限食が嗜好に合わない人は無理をしない方が良く、
ご飯がすくなら玄米菜食、脂っこい食事がすくなら地中海食、肉、魚、酒の好きな人は糖質制限食
自分に合った食事療法を選択していくのがお勧めです。

なお血糖値が正常値の領域であっても、気がつかないうちにインスリン抵抗性が増加して
インスリン抵抗性が増して、代謝症候群になっている事があります。

膵臓な元気なうちは血糖値が正常値になるまで、無理してインスリンを追加分泌するのです。
この状態が続くと、やがて膵臓は疲弊して機能低下し、糖尿病に移行していくのです。

ちなみに高インスリン血症の段階は欧米人では比較的長く、20~30年も続く場合もあり、
高インスリンの状態は肥満につながるので、
アメリカなどで見かける巨大肥満の人がしばしば見られるのはそのためです。

アジア人の場合は、インスリン分泌能力が欧米人の半分ほどと弱いので、
高インスリン血症は短期間で終了。
すぐに糖尿病移行していくので、巨大肥満が少ないようです。

血糖値を上げるのは糖質のみ。
それも精製された炭水化物ほど急上昇させるのです。

人が一番にエネルギーとして使うにはアルコール、二番目が糖質、三番が脂質、四番タンパク質と
重要度が低い物から先になっているのです。
糖尿病になる以前い人はGI値の低い玄米菜食などの食事でも良いでしょう。



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内なるドクター

内なるドクター自然治癒力を発動させる、奇跡の処方箋
内なるドクター
(2002年11月30日)

マクギャレイ,グラディス・テイラー(著)
アメリカ人でありながら、医療宣教師の娘としてインドで生まれ育ち、16歳で大学入学のため米国に戻った。
1946年にペンシルバニア州、フィラデルフィアにある女子医大を卒業し、前夫ビル・マクギャレイ博士と
共にオハイオ州のウェズビルで開院。1955年にアリゾナ州、フェニックスに移住し、
そこで後にA.R.E.クリニックを共同設立。
アメリカにおける自然分娩運動の創始者の一人で、1978年には「ベビー・バギー・プログラム」を創立して
広く賞賛を浴びた。このプログラムは、完全な医療設備つきの車に助産婦と看護婦の有資格者が同乗し、
家庭分娩を望む女性の家に赴くもの。万一の緊急事態には母子ともに病院へ運べるよう待機する。
博士は1970年代初期に、分娩室に夫を同室する妊婦の権利を支持した最初の医師の一人であり、出産教育における第一人者としても知られる。娘のヘレン・ウェスラー医学博士と共に、1989年に創立した家庭医療を専門とするスコッツデール・ホリスティック医療クリニックにおいて、今も家庭医として勤務を続けている。


ホリスティック医療やケイシー療法に興味のある方、代替療法に携わる方々
そして現在持病で悩んでいる方にお勧めの本です。

医師や看護師などの医療者の方々にも読んでいただきたい本です。

エドガー・ケイシーの医療リーディングを検証しながら実践し
成果を上げてきたマクギャレイ・グラディス博士。

50年にわたって人間の身体・心・魂を統一体としてみるホリスティック医学を実践。
「ホリスティック医学の母」と呼ばれ、本書発行当時82歳で現役医師です。

治らないと言われて彼女の元に来て、治癒に至った患者さんの驚くべき(奇跡のような)実話と
彼女の生い立ちが書かれています。

かのアンドルー・ワイル博士も師として仰ぐ医師であります。

インドで両親が極貧の人たちへの医療活動をする中、
2歳の頃から医者になるためにこの世に生まれてきたことをわかっていたという博士ですが、
当時女医さんになるのはアメリカでも大変だったようです。

ご自身で6人の子供を育てあげ、夫婦で共に医師であり、家族として、医学の道を共に歩む同士として
充実の46年間だったはずなのに、
70歳の時に旦那様から他の女性と結婚したと打ち明けれて離婚することになりました。

しかし、そんなこともなんのその、6人の子供達、友人たち、患者さん、元患者さんたちの協力で
新たな診療所を作って、そこでまた元気に活動していく姿がすばらしいです。

「決してあきらめてはいないよ。決して、決して。あきらめるまでは何も失ってはない。」
(グラディス博士父)

あきらめない! これは彼女の生き方、そして診療方針そのものです。

彼女の患者さんたちも、80歳とか90歳でガンを克服、もしくはこれ以上大きくしないで共存、
自分と同じような患者さんへのアドバイザーとして活躍しています。

治癒した本人の経験談ほど説得力の大きい物はないですからね。

西洋医学で見放され患者さんの治癒への過程、母と子の話も興味深くすごいなという感想です。

グラディス博士の一貫した哲学は、

病人を診る時に、患者が苦しんでいる病気だけでなく、
患者の事をたまたま病気にかかった正常な人間として診ること

医者は患者を治療することはできても、
癒しは自分の内側から湧き出るという立場を貫いています。

内なるドクターとは、自然治癒力を発動させる物、
それは人によってでアプローチも作動機構も異なってきますが、
一番のトラウマとなっている物を認識すること、自分を大切にする事がスタートだと思いました。


健全な肉体・精神・魂を維持するための10の指針

1.生きがいをもつ
病は気から、何でもいいので生きがいをもつ

2.自分を愛する
   自分を愛していない歩とに、真に他者を愛することはできない 

3.人を許す
   最悪と言われる人の中にも善があり、最良とされる人の中にも悪がある(グラディス博士母)

4.人生のバランスを保つ
   ヨガは、身体と心と魂のブレンドで完成するもの (ヨガセンター長 ダヤ・マタ)
   魂こそ終わりなく生命そのもののであり、心は建設者、肉体はその結果である (エドガー・ケイシー)

5.瞑想と祈りの時間をもつ
   たった一人で過ごす、静かな時間を持つ

6.身体のメッセージに耳を傾ける
   1日に10分でも20分でもいいから、毎日可能な限り運動しよう。
   年齢に関係なく、誰でも引き締まった、ハツラツとした身体を維持する必要がある

7.どんな時でも、ユーモアと喜びを見出す
   
8.深い呼吸をする
   3週間食べなくても、3日間水を飲まなくても死なないが、酸素なしでは3分と生きていられない

   ヨガのポーズで最も重要な物は? それは呼吸である

   健康を吸って、病を吐き出す
   希望を吸って、恐れを吐き出す
   愛を吸って、怒りを吐き出す事をイメージすると 
   何も自覚できてなくても、身体と心が勝手に反応してエネルギーが沸き起こってくる

9.夢でアドバイスを受け取る
   「寝る前に自分は夢を覚えている」と自分自身に言い聞かせる
   ベッドのそばにノートとペンを置いて、見た夢はすぐ書きとめてみる
   内なるドクターからのメッセージは驚嘆するほど深い示唆に満ちている
   
10.癒しは自分の内側からやって来ると知る
   肉体のすべての細胞は生来の知恵が宿り、常に治癒のプロセスに向かいたがっている
   無意識の心が、治癒力を発動させるアルファを病に侵された細胞に送る
   そのプロセスは神秘であると同時にあたりまえの事である
   
   医師としてこれまでに何千回とそうした治癒の発動を何千回と見届けてきた
   治癒のプロセスを発動させるに必要なのは、信念と不屈の精神、そして心を開くことである


昨年90歳でもお元気なグラディス博士の様子はこちら、
ケイシーグッズ専門店テンプルビューティフルの店長日記でご覧ください。
グラディス博士のフォトストーリーです。
経験値が多くて大きいほど素敵に人になれるを実証しているグラディス博士、素敵ですね♪



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