2010-05

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有機食品Q&A

有機食品Q&A
有機食品Q&A
久保田裕子(著)
1949年茨城県水戸市生まれ。お茶の水女子大学家政学部家庭経営学科卒業。
国民生活センター調査研究部勤務を経て、1996年から国学院大学経済学部教員。
食品安全や環境保護の運動、有機農業運動に参加している。


2003年1月発行。
このたぐいの本は、情報は新しいにこしたことはないのだが、
有機食品について復習するために借りてみた。


有機農業(Organic farming、Organic agriculture)とは、
自然環境や生態系と調和した形で実践されることを目ざした農業の一形態。
有機農法、有機栽培、オーガニック農法などとも呼ばれる。  

日本では、農業の近代化が急速に促進される1960年代前後までは、地域の漁業、林業とあいまって
自給度の高い有畜複合農業が営まれていた。

これは有機農業の理想とする形に近いと思われる。

畑があって、家畜がいて、家畜の堆肥を飼料として、家畜が雑草を食べてくれたり、
畑でとれたくず野菜系は家畜のエサになる。
農家1軒でなりたつ循環。
四季おりおりの美しい風景があったに違いない。

1961年制定の農業基本法、1999年廃止の食糧・農業・農村基本法の元で
近代化が称賛され、化学肥料は化学合成農薬を大量に使い、大規模化、機械化、単作、専作化など
生産効率一辺倒の農業が進んでいった。

農業や農村は様変わりして、一時的には生産性は上がったものの、公害・環境問題などの弊害が表れた。

日本は、2003年時点で、有機農産物は1%未満、有機農家数は全体の0.1%と言われている。

食生活同様、1960年代以降失った物は大きい。

飽食と飢餓が混在する食糧問題。
BSEや遺伝子組み換え作物に象徴される食品の安全と環境問題は、ますます地球全体の課題なってきた。

これからは持続可能な農業をめざす事が世界の潮流となっており、その中心的存在の有機農業。

「地産地消」「身土不二」「フードマイル」「スローフード」を合言葉に、有機食品への関心は高まっている。

国際的な有機食品の基準は、コーデックス委員会(FAOとWHO合同食品規格委員会)が
「有機食品の生産、加工および販売についてのガイドライン」を1997年7月に採択。

日本でもそれに準じた有機検査承認制度が2000年6月JAS法(2001年4月施行)によって導入された。

1992年10月有機農産物糖の青果物に係る特別表示ガイドライン」(93年4月施行)の
中途半端なガイドラインからは脱却できた。

しかし、有機JAS規格は二つの側面を持っていて、
これを守れば「有機農産物・加工食品」と表示できるが、それを最低限の条件として、
これさえ守れば有機であるという、有機ビジネス化への問題がある。

大規模化する有機ビジネス、底の浅い有機農業は、本来の有機とはかけ離れている。
有機輸入品については、フードマイレージを考えれば、本来の有機から離れている。
家畜の飼料を輸入飼料に頼っていた日本には有機畜産が難しい。
そして有機といいながら、緊急の際に特定農薬や、許可された天然に存在する物質に由来する農薬が
使用されることがあったり、
平成21年8月27日の改正により、遺伝子組み換え作物に由来する堆肥の使用は当分の間、
許可されることとなった。
などなど問題は沢山ある。

雑食動物のジレンマに出てくる、
お肉を取り寄せようとしたら、送付はできなと断った筋金入りの地産地消の農場が理想と再認識である。

62ページなので2時間弱で読めて、有機農業の歴史までわかる本でした。
有機農業について知りたい方にお勧めです。


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有機農業の世界の歴史。
1.イギリスの植物病理学者のハワードは、1905年から1931年の間インドで研究を行い
東洋の自然観にもとづく普遍的な原理と実践の基礎を築きあげた。
インドール方式(堆肥のつくり方)を考案して、その普及につとめた。

2.ハワードさんと同じころ、シュタイナーに始まるドイツでのバイオ・ダイナミック・ファオミングの講義。

3.1960年代近代農業が推進される一方で、ビオ(生物的)農業(イタリア・フランス・オランダなど)
エコ(生態的)農業(ドイツ・デンマーク・スペインなど)
そしてオーガニック・アグリカルチャー(ファーミング)(イギリス・アメリカなど)
各地で呼び名は異なりますが、有機農業が広がっていった。

4.1972年には、フランスのナチュレ・エ・プログレが中心となり、国際有機農業運動連盟(IFOAM)が結成。
発展して100カ国750団体が加盟する国際的な運動団体して今に至る。

5.日本では、1971年の日本有機農業研究会が結成。





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