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食品汚染はなにが危ないののか

食品汚染はなにが危ないのか ~ニュースを読み解く消費者の科学~」
食品汚染はなにが危ないののか
中西貴之著
1965年、山口県下関市彦島生まれ。山口大学大学院応用微生物学修了。
現在、総合化学メーカー宇部興産株式会社有機化学研究所で鋭意創薬研究中。
研究テーマは低分子有機化合物と人間の身体の相互作用を解析することによって、
少ない量で効果的に病気を治し、人間と仲良くなれる薬を作り出すこと

+藤田ひろみ著(ファイナンシャルプランナー)


最初にアセトアルデヒド(二日酔いの元)とテトロドキシン(フグ毒)
がどちらが危険か書かれている(笑)

「**は危ない」的な単純発想の危険さ。

今年の3月に発行された本
情報が新しいので、あ~あの事件ねえ~と
興味深く読むことができました。
また、構造式をはじめ図解が多くわかりやすかったです。

例えば「事故米」
米だけは自給率100%なのに、なぜこんなに海外からお米が輸入されているの?
1993年の税関貿易一般協定でウルグアイ・ラウンド合意によって米を輸入する枠が設定。
ミニマム・アクセス米と呼び、カビや農薬残留が多いと事故米と判断され、本来なら工業用へ。

海を超えてやってきた3つの有害物質
発がん性のあるカビ毒「アフラトキシン」
有機リン系殺虫剤「メタミドホス」
ネオニコチノイド系の殺虫剤「アセタミプリド」
これらの毒さ加減も図解でわかりやすく、

こんなに大量の事故米を見つけられてたのは、
ポジティブリスト制度のおかげ。

2006年5月からのポジティブリスト制度とは
約800種類のあらゆる農薬に対して、リンゴ、キャベツといった細かな食品の種類ごとに
すべて混入が許される濃度の上限を設定した表を作成して
人間への影響がよくわかってない食品と農薬の組み合わせの場合は、
一律基準として「0.01mg/g」の非常に厳しい基準を設定。
これによって、事実上、すべての輸入食品で考える農薬残留量が設定された。

なるほど~

更にマーケットバスケット調査方式もされており、
国民栄養調査の結果を参考に一般の人がでどのような食品を摂取しているかに
基づいて実際に市場で購入、家庭で行われているような洗浄調理をした上で、
残留農薬をチェック。

日本で普通に食生活を送る上では、農薬残留量は気にしなくても
大丈夫という結果でした。

DNA検査の限界と次世代の多元素安定同位比解析にもふれ、
成長する過程で水やエサを介して成長環境周辺にある炭素、窒素、酸素、水素の原子の
同位体を調べる事によって産地を特定できる方法がもうすぐ確率されるそうで、
産地偽装はできなる日も近いはず。

次に「メラミン混入牛乳事件」
原価節減のため、タンパク質量を多く見せるために
窒素が多く含むメラミンを混入したとは驚きです。

その他にも「そうなんだ~!!」は沢山あったのですが、省略。

40%を切った食糧自給率や、
景気の悪化によって安い食品を選ばざるを得ない日本の普通の消費者の現状をふまえ、
食卓にある程度の食品添加物や農薬を使った経歴のある野菜が
出てくるのはやむを得ないスタンスの本。

でも、少しでも健康な食生活を送るにはどうすればよいか、
リスクを少しでも減らすには何に気をつければよいか、
非科学的で過剰な報道に踊らされないようにするには
どのような知識があればよいのか?

キーワードは食品汚染リスクに対する「定性的評価」と「定量的評価」。

定性とは、その有害物質がどのような性質を持っているのか、どんな殺傷能力を持っているのか。
LD50:その物質を摂取した時に5割の確率で死ぬ量
LDL0:その物質で死ぬ最少の量

しかし、科学と民意の壁は大きく、
科学ではこの数字はゼロとみて良い。つまり、安全であると考える。
ところが、民意は「ほら、感染者が出るじゃない」と考える。
安全と安心のはざまで揺れる情報たち。

これもなるほど~

中西さん締めの言葉。
食品テロといった特殊なケースを除けば、
今の時代に著しく生命を脅かす物質が入った食品など売られておらず
ちょっと理解する努力を払うことによって、たとえば遺伝子組み換え作物意味を知って、
納得してそれを手にとることができれば、
食が醸し出す心の豊かさは取り戻せるのではないか。

食の不安を掻き立てる本が多い中、冷静な科学者の視線で書かれた本。

後半のファイナルプランナーの藤田さんの所も、なぜ日本の自給率がこれほどまで落ち
こんなことになってきたかが、経済的観点から書かれていてこれも納得でした。

最近、私のように食の安全が気になってしかたない方へお勧めです。

でも、それでも私は、無農薬物を食べたいし、遺伝子組換え食品も食べたくないです。

この2冊もわかりやすかった。
他2冊
トコトンやさしいミネラルの本
よくわかり最新食品添加物の基本と仕組み

3冊共に、図書館への返却が遅れた私をお許しください。


代官山の小さな隠れ家サロン
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