2018-06

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ロハスな思考

ロハスな思考
ロハスな思考
福岡 伸一 (著)

とても気になる福岡氏。

図書館にある本は全部読んでみようと、今さらながら
「ロハスな思考」借りてみた。

LOHAS= Lifestyles of Health and Sustainability

健康と環境、持続可能な社会生活を心がける生活スタイルである。

基本的・なるほど的な事が、色々書いてあるのだが、
私が福岡氏が心惹かれるのは、分子生物学者的観点から
食に関しての考察がされている点である。

人間は食べて続けなければ生きていけない。
他の生命を奪っても食べ続けなければならない。
菜食主義であっても、植物が生命活動として、その根や葉に、時間をかけて貯蔵した
タンパク質や糖質を収奪している。
約2%が1日で代謝され、約2カ月でほぼ造り替えられる人の身体。

生きるということが、地球における分子の大循環の中の一員であるというと。
環境を考えるというのは、自分自分の或り方を考える事である。

この循環を崩してきた人間は、今しっぺ返しを受けている。
BES、鳥インフルエンザ。
遺伝子組み換えを気持ち悪いと思うのは、
本来なら時間をかけて品種組み換えとは違う時間軸の不自然さからきている。

X軸をエコとエゴ、Y軸をスローとファーストとした場合、
エコ・スロー領域がロハス的ではある。

理想は、自給自足。
自分の食べる物は必要な分だけ、自分で作る、自分で収穫する。
分業化され効率化を求めた現代社会に起因する、エゴとファースト。
現代社会において、バランスが難しいが、
でもちょっと我慢してエコ寄りにすべきで、個人的な努力が大切である。

ロハスな食育として、子供の味覚への記述が、とても納得。

分子生物学的に味覚、嗅覚、視覚の三大感覚は、
基本的に同じ分子メカニズムが使われていて
つまり初源的には同じ感覚起源から進化している。

現在人間は、情報の95%以上を視覚にたよっているが、
遺伝子的には味覚と嗅覚に大きな比重が置かれている。
味覚と嗅覚は、生存のための食と種の保存のために異性を求める重要なツールであり
全部の3万種類とあるといわれる総遺伝子のうち、1000種類以上が嗅覚、
100種類が味覚、視覚は基本三原色を見分けるための数個のレセプターである。

胎児として子宮にいる頃から甘みへの嗜好はあるようで、
子供の頃から、弱い刺激レベルの感覚受容器を開き鍛えておくことが
将来のよい食に繋がると考える。
砂糖のダイレクトな甘さではなく、ご飯のような炭水化物のほんのりとした甘さ
塩味など他の味についても素材を生かした薄味でおいしいと感じられる味覚を
養う事が大切である。
マヨネーズ、トマトケチャップ、カレー、ソース味などは、大人になってから楽しめばいい。

少し横道にそれるが、ワイン好きの味覚を疑え説も納得。
ワインには100mg/100mlのカリウム塩が含まれており、
ワイン通の舌はこの塩濃度に麻痺しており
塩濃度の高い、しっかりした味を求める傾向にある。
確かに、お酒には塩辛いお料理が合う(笑)

坂本龍一さんとの対談が興味深く、
マクロビを初めて10年、野口整体10年の彼の話はとても参考になった。
さすが教授。
西洋医学にもサプリにも頼らない自然体がカッコイイ。

いや~この本も勉強になりました!
しかし感想文を書くのって大変だわ・・・
文章力のなさが本の良さを伝えきれてないです。


代官山の小さな隠れ家サロン
芳香整体&アロマトリートメントのクープシューです♪
代官山の小さな隠れ家サロン/芳香整体&アロマトリートメントのクープシュー

ここからは私の読書録として。

勉強をしよう!から始まるこの本。

私たちがこの目で見ている世界はあるのままの自然ではない。
加工されデフォルメされている。
私たちは、本当は無関係な事がらの多くに因果関係を付加しがちである。

差異を強調して、わざと不足を補って観察することが、あるいは、
ランダムに推移する自然現象を無理にでも関係づけることが、
生きる上で有利だった、生存自体が唯一最大目的だった頃からのくせである。

脳はほとんとわずかしか使っていないといわれるが、
それは世界の在りようを直感的にしか見ていないという事であり、
直観に頼るべきではない。

自分の健康を考えるにあたっては、生命系としての身体の成り立ちや機能を
直感的でない方法で知る必要がある。
勉強が必要なのである。

地球に存在する炭素の総量は一定であり、それが酸化還元を繰り返し
我々の身体を含め、循環しながらぐるぐる流れている。
ある時は大気中にあり、ある時は植物の中に存在し、
植物を食べた鳥が、獣に食べられ、その獣が人間が食べる。
すべては連鎖し、環境を考える事は、地球の本来の循環を大切にすることである。

還元された炭素=CO2 が増え続ける現在
これを還元して酸素=O2にできるのは植物の光合成である。
人類はもっと緑を増やして、
もっと太陽エネルギーを利用すべきなのである。

草木の緑に心癒されるのは、植物の力を本能的に知っているからだと思う。

転換期にある地球の住人として何をすべきか?
真剣に考える時期に来ているんだと思う。

スポンサーサイト

● COMMENT FORM ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://corpschou.blog91.fc2.com/tb.php/48-f8f0ee1b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

NEW ENTRY «  | BLOG TOP |  » OLD ENTRY

プロフィール

nao

Author:nao
食育講師・整体師・アロマセラピストのnaoが、日々の出来事を感じ事を綴ってます♪

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

読書INDEX 【50音順】 (1)
本 (37)
本 食全般 (19)
本 分子栄養学系 (9)
本 食の安全系 (10)
本 アンチエイジング系 (7)
食 ローフード系 (6)
本 酵素栄養学系 (7)
本 代替医療系 (4)
食 マクロビオティック系 (4)
本 健康系 (11)
本 科学系小説 (15)
本 小説 (13)
本 占い系 (2)
健康・ビューティー (25)
日常 (35)
イベント (25)
ライブ (13)
映画 (29)
ランチ (16)
占い (12)
未分類 (4)
欲しい物 (3)
食 (15)
お家ご飯 (7)
代官山ネタ (2)
美術館 (2)
セミナー (8)
食 カウンセリング (2)
栄養学 (5)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。